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2019年04月23日(火)

No.1643

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝は徒然…
池袋と神戸、痛ましい事故が起こりました。
運転手は、87歳と64歳。
高齢者といえば高齢者ですが、両者の年齢には20歳以上の開きがあります。
池袋では2人がなくなり8人が怪我
神戸でも2人がなくなり6名が怪我をしています。
池袋は高速のまま交差点に突っ込み、人をはね、車に衝突して停止。
神戸は急発進した結果、人をはね、中央分離帯に衝突して停止。
比較しても仕方ないのですが、何故こんな事故が起こるのでしょうか。
パニックになり、アクセルと、ブレーキを踏み間違ったのでしょうか?
何が起こったのかは、これからの検証を待つしかないと思いますが、単純に高齢者の起こした事故と捉えるのが正しいのでしょうか?
また、持病があったのではないかとも言われていますが、なにか理由付けをすることで早期の幕引きをしようとしているのでしょうか?
そもそも、高齢かどうかということではなく、パニックを起こすかどうかということでの運転適性を図ることはできないかとか、人間工学的にパニックを起こしたと認識される行動が起こったときに緊急停止をするとか、なにか手段はないのでしょうか。
危険運転は、高齢者に限ったことではありません。
パニックを起こすのも持病を持っている人ばかりでもありません。
確かに、緊急時の反応は加齢とともに鈍くなるのは理解できますが、だからといって限定されるものでもありません。
公益財団法人交通事故総合分析センターという組織があります。
そこの統計情報によると、操作不適事故と言うそうですが、いわゆる車の操作ミスによる事故のデータが有りました。
年代別に起こした事故のなかで、操作不適事故の割合が多いのは75歳以上と、なんと24歳未満が突出して多くなっています。
ただ、24歳未満はブレーキ操作不適が最も多く、75歳以上はペダルの踏み間違いが最も多くなっています。
また、操作不適事故につながる人的要因という分析では、”慌て、パニックという項目がダントツで多くなっています。
これだけのデータが有るのもかかわらず、それに対する対策が打てていないのは、何故なんでしょう。
居眠り運転防止のために、瞼の動きなどを感知する仕組みや、心拍数の変化からそれを検知する仕組みなどが開発されています。
同様にパニックになっていると検知した瞬間に対応する仕組みの開発も必要なのかもしれませんね。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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