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2019年05月24日(金)

No.1660

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝は徒然…
家電量販店の続きです。
「人はいつ家電製品を買うのか?」
その答え探しの中での一つの答えが、
「新しい住まいでの生活が始まるとき」です。
そこでヤマダ電機やエディオンなど郊外型の大手は、住宅建設やリフォーム事業に参入していきます。
それらの工事の中でオール電化や、ビルトイン家電など、売上、利益率の高い事業に入っていきました。
慣れない事業展開に苦戦もしていたようですが、そこそこの売上は確保できているようですね。
そしてもう一つは、
「必要なとき」です。
必要なときにすぐに手に入れるのはどうすればいいのか…
ネット販売ですね。
ネット販売は激しい価格比較をされていて、儲からないのではとも思います。
しかし、よく考えてください。
他社との価格競争に伴う値札のかけかえの手間はいりません。
価格調査もネットでできます。
価格変更もその場でできます。
他店舗展開や大規模店舗の保有で在庫も豊富。
これまで培ってきたメーカーとの強い価格交渉力。
これらを武器に、家電量販店大手は、ネット販売に注力をはじめました。
その先頭を切って走っているのがヨドバシカメラですね。
つまり、
ECへのシフトでアマゾンへの対抗軸を出してきたのが、ヨドバシカメラ。
住宅建設会社をMAして、スマートホームを軸に大量販売を想定していたのがヤマダ電機。
ダイナミックプライシングやネット販売などで小売の未来を思考しているのがビックカメラ。
郊外店中心ですが、ローコストとサービスを程よくバランスし、収益を上げてきているのが、エディオン、ケーズデンキ、ノジマといったところでしょうか。
同じ家電量販店とはいっても、各社戦略の色が変わってきているのが面白いですね。
勉強になります。
今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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