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2019年05月30日(木)

No.1664

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝は徒然…
登戸の事件について、多くの犯罪心理学者、有識者と言われる人々がコメントしています。
刃物を4本も持っていたので、計画性があるとか、カリタスに対して恨みがあったのではないかとか、家庭環境や、本人の性格…
様々な分析をしています。
かたや、亡くなった被害者の親族に対し、コメントを求めようとするマスコミや、伝聞の伝聞をインタビューで聞き出していたり、憶測を事実であるかのように報道していたり…
番組制作上の都合で、視聴者が知りたいからといった免罪符を振りかざす報道にそろそろ嫌気がさしてきました。
推測は推測でしかなく、事実がどうかはわかりません。
加害者がどのような精神状態でいたのかもわかりません。
犯人が自殺してしまっている以上、被害者やその親族の「知りたい」「なぜ?」という気持ちは解決されることはできなくなってしまったというのも心苦しいものです。
以前、私は車を徐行させている時に、いきなり後部ドアに外部から膝蹴りをされたことがありました。
びっくりして、車を止めたところ、助手席の扉を開けて入ってきた男は、
「俺はお前みたいなやつが大嫌いなんだ」
と叫んで殴ってきました。
意味不明です。
人が飛び出してくるかもと思い、小さな交差点を徐行して通っていただけです。
そこには確認できなかったのですが、遠くから走ってきて車に体当たりしてきたんです。
「以前から恨みを買っていた?」
「通り魔?」
「計画性は?」
「薬物?」
どんな憶測もたちます。
しかしその場所を通るのは、2回目で夕方の雨の中、人通りもない…
もし、犯人が刃物を持っていたら、シートベルトをしていた私は逃げることができません。
刺されてニュースになっていたことでしょう。
どんなに注意していても、どんなに気をつけていても、誰もが被害者にも加害者にもなり得ます。
そのようなことが起こらないようにしたいと思っていても、相手がそれを認識していなければ、被害は必ずでます。
盛り場での喧嘩や店舗とのいざこざ。
「酒を飲んでいたから…」
「酔っていて記憶がない…」
「大勢でいたので…」
日本人や日本の風土は酔っ払いにも寛大です。
正体をなくすほど飲んでいても、大きな犯罪を起こさなければ、悪意がなかったと判断されることも多いようです。
しかし、酔うとそうなることが予見できていたのに飲んだのであれば、それは悪意があったと言えるのではないでしょうか。
私たちはコミュ二ティの中にいること、そのような傾向が予見できるのであれば、それを未然に防ぐように周囲も自治体も警察も支援すべきなのではないかと思います。
いろいろ考えさせられます。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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