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2019年08月08日(木)

No.1713

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
メーカーが、過去からの慣習からの脱却をしようとしています。
「花王がFAX一掃作戦 5千社との取引移行」(日経コンピュータ)
すでに家庭の中では使われなくなったFAX。
一般のオフィスでもほぼ単体のFAXは、見かけなくなりました。
私のオフィスでも、複合機のFAX機能を使ってはいますが、ほぼ使用することはありません。
しかし、未だに多くのFAXが使われている市場があります。
それは、中小零細の小売店、飲食店とメーカー、問屋など卸業界との間です。
電話では、間違いが発生するし、つながらないこともある。
メールを送信するのも手間がかかる。
FAXなら、決まったフォームに記入して送っておけば、機械が何度もリトライして送信してくれる。
FAXって意外に便利なんですね。
しかし、受けとる側はそう簡単にはいきません。
受信したFAXを受注システムに入力し、在庫を引当しイカに早く出荷できるか…
数が多ければ入力だけでも大変な工数になります。
それを解決するのがEDI(Electronic Data Interchange)システムです。
流通業界では、流通BMS(Business Message Standard)という仕組みがあるのですが、メーカーや卸ではFAXを排除したいと思っているものの、システム投資が伴うため、中小零細への導入はなかなか進まないでいたものです。
花王の業務用製品の受注の6割は未だにFAXで届き、受信枚数は1日あたり1,400枚に及ぶそうです。
このような業界はまだまだ多いと思います。
個人であればメールやインターネット経由での取引は”あたりまえ”になっていますが、個人商店などではなかなかそうはいかないのが現状です。
受発注革命と副題をうたれているこの記事の通り、まさに省力化の大きな一歩であると思います。
他の業界も追随するのか、見守りたいと思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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