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2019年08月28日(水)

No.1722

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
人手不足や、価格競争で物流が大変なことになっています。
これまで当たり前と思われていたことが、なかなか当たり前にできない時代が来ました。
もちろん、小口配送数が飛躍的に伸びている事も原因でしょう。
これまでは、当たり前に行ってくれていた宅配の再配達も、最近では連絡しないと持ってきてくれなくなってきました。
それも相変わらず、午前中は午前中での配達希望しかできず、9時や11時の指定はできないのが、どの宅配事業者さんでも同じであるのは、とても興味深く感じています。
”味の素など食品20社超 「注文・即配」見直し 翌々日に”(日経)
そりゃそうですよね。
翌日配送をするということは、前日までの注文を翌日に届けるということで、そのためにはその前からトラックやドライバーを見込みで手配する必要が出てきます。
見込みで手配するということは、もちろん過剰に手配することもあれば、足りないこともあるはずです。
それを物流業者に無理を言って運んでもらうということを繰り返していては、結局物流業者煮すべてがしわ寄せになってしまっているんですね。
これが翌々日に慣ればどうでしょうか?
一日時間があくことで翌日配送よりはムダや無理が少なくなるのではないかと思います。
しかし、まだまだしわ寄せであるのは間違いないでしょう。
日本の自動車製造の業界で考案されたJust in Timeという考え方や、コンビニエンスストアで当然のように行われている1日3回の配送も、物流に大きな影響を当てているのは間違いありません。
倉庫管理や部品の余剰在庫を減らすには、工程に必要なときに必要な分だけ納品してもらうことができれば効率的です。
コンビニもデイリー品が増えてきています。
消費期限の短いもののロスや欠品を減らすためには、配送頻度を増やすことで小口でかつ適時配送ができることが求められたに違いありません。
そんな企業の努力に甘やかされた私達は、どんどんわがままになり、その中でも消費期限の長いものを購入しようとしますし、品切れになると当たり前のように文句を言うこともあると思います。
記事では、注文する側でもAIなどを使って出荷傾向や販売傾向を掴むことができてくることで、翌日ではなくても良くなってきたと伝えています。
多くの歪によって成立してきた私達の快適な暮らし自体を、見直すときが来ているのかもしれませんね。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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