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2019年09月05日(木)

No.1728

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
香港で約3ヶ月に渡り大規模なデモを引き起こしていた、「逃亡犯条例 改正案」が、撤回されました。
”香港行政庁長官、「逃亡犯条例」改正案の撤回を表明”(日経)
改正案は撤回されましたが、まだまだ落ち着かない可能性がありますね。
香港でデモ隊が要求していたのは、「逃亡犯条例改正案の完全撤回」だけではありませんでした。
1.「逃亡犯条例」改正案の完全撤回
2.デモ「暴動」認定の取り消し
3.警察の暴力に関する独立調査委員会の設置
4.デモ参加者の釈放
5.普通選挙の実現
この5大要求をみてみると、まさに徹底した民主化を求めていると感じます。
そもそも香港は、イギリスの植民地でした。
そこには、共産主義大勢から逃げてきた人々や、中国から難民として逃れてきた人々が移り住んだという歴史があります。
1997年にイギリスから中国に返還・譲渡されたのですが、その時の条件が一国二制度という原理で、中国の中でも特別行政区として成り立ったという経緯があります。
返還時には、中国の影響を大きく受けることを恐れ、民主主義国家への移民がブームになったこともありました。
そんな香港の首長は行政長官で、組織や業界団体の代表による間接選挙、制限選挙で選出されており、任命は中国の国務院が行っており、中国の支配がじわじわと厳しくなっていっているようです。
今の行政長官も、親中派であるようですので、今般提出された「逃亡犯条例」改正案は中国への犯人引き渡しに関することですので、中国への統一への第一歩ということであったのかもしれません。
さて、改正案撤回にはなりましたが、まだまだ予断を許さない香港情勢です。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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