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2019年11月08日(金)

No.1769

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
なんか、気持ちとしては複雑です。
”ゼロックスがHPに買収提案 3兆円規模”(日経)
私が、ITの業界に入ったとき、海外のコンピューターメーカーでは、IBM、ユニバック(スペリー)、NCR、CDC、アムダール、シーメンス、バローズ、デジタルイクイップメント(DEC)、プライム、タンデム、ストラタス、クレイ…
まだまだあったと思いますが、まだPCが一般化していない時期でしたので、Appleという企業があるのは知っていたものの、あまり意識したことはありませんでした。
その後、PCが台頭するとともに、コンパックやゲートウエイ、デルなどが気になる存在になり、UNIXの世界では、サンマイクロ(SUN)やヒューレット・パッカード(HP)、DEC、汎用機ではUNISYSや、NCR、国産各社が強豪だったと記憶しています。
その後、コンパックがタンデムとDECを買収、その後HPがコンパックを買収して新生HPが誕生、UNISYSは、ハードからソフトやサービスに方向転換、ストラタスはNECと提携、SUNはOracleに買収され、業界の地図も大きく変わっています。
そしてHPは、HP incとHPエンタープライズに別れ…
もう、どの企業がどうなってるのか、わからない状況になりつつあります。
PCの世界も、IBMのThinkPadが、Lenovoに売却され、NECもLenovoと事業統合、富士通も…という状況で、HP、DELL、国産も、dynabookが東芝からSharpへ、VAIOもSonyからは切り離されています。
ここまで書いていて、この業界に長くいたなあと感じるところもありますが、ゼロックスといえば、日本では複写機(コピー)のイメージしかありませんが、LANの代名詞でもあるEthernet(イーサネット)を開発したのもゼロックスなら、MacintoshやWindowsにも採用されたGUIの原型を作ったのも、マウスを作ったのもゼロックスです。しかも過去にはメインフレームやPCを開発し販売していたこともありました。
そのゼロックスがHPに買収提案をしているという記事をみて、この業界の再編スピードの速さと、テクノロジーの進化、事業モデルの変化を感じざるを得ません。
これらの変化は、たった30年ほどの間のものです。
ソフトウエアの業界も、コンサルティングの業界もこれと同等か、もっと高速に世界規模で再編を繰り返しています。
こんな時代だからこそ、それらの変化に右往左往すること無く、まずは自分の力をつけることが求められるのだと実感します。
皆さんの業界ではどうですか?
今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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