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2019年11月26日(火)

No.1781

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
日韓関係がまたしてもギクシャクしています。
GSOMIAの失効がギリギリで回避されたかと思えば、またしてもそれぞれの国の発言で揉めそうな雰囲気です。
そもそも、GSOMIAとは、General Security of Military Information Agreementの略で”軍事情報包括保護協定”とか”軍事情報に関する包括的保全協定”などと訳されています。
つまり、日本と韓国の間でいうと、それぞれの国家の危機に当たるような他国の軍事情報をお互いに交換するというものですね。
そもそも、日本はアメリカなど7カ国と協定を結んでいますし、アメリカは60カ国以上、韓国は21カ国以上と締結しているようです。
で、今朝はこの話題。
“日本政府は韓国コメントに反論「謝罪した事実ない」”(FNN)
いわゆる国家同志のメンツの問題なのでしょうね?
日韓GSOMIAの失効回避のやり取りの詳細は分かりませんが、
経産省がコメントした、
「韓国側が貿易管理に関する法整備や体制の不備を改善する意欲を示したとの感触を得た」
という発言に対して、
「日本の輸出管理厳格化の撤回を協議する方向で合意した」
という反論をもとに、
「外交ルートを通じて抗議し、日本側から謝罪があった」と説明。
一方菅官房長官は、
「謝罪した事実はない」とコメント…
つなぎ合わせればこういうことでしょうか…
「韓国側が貿易管理に関する法整備や体制の不備を改善する意欲を示したとの感触を得たため、韓国のホワイト指定について、再検討する方向で協議することになった」ということではないでしょうか?
日本の頑なな姿勢、米国からの圧力に挟まれた韓国は、GSOMIA失効回避のために何か理由が必要だったということなのではないかと思います。
民意の強い韓国では、政権さえも民意で簡単に転びます。
また、国民情緒法とも言われる韓国の民意が、罪を創造してしまうも怖さもそこには存在します。
これまでの大統領経験者やその家族が、逮捕されたり、自殺したりするのも、一部はそこに原因があるようにも感じます。
直近から遡ると
朴槿恵 前大統領は大統領弾劾で罷免、懲役24年の有罪判決
李明博 元大統領は収賄、廃人、脱税、職権濫用で逮捕有罪判決
盧武鉉 元大統領は収賄容疑で捜査中に自殺
金大中 元大統領は収賄、脱税などで3人の息子が逮捕
金泳三 元大統領は収賄などで息子が逮捕
盧泰愚 元大統領はクーデター、不正蓄財などで懲役刑
歴代大統領やその家族が何かしら刑罰を受けるというのも不自然ではないでしょうか。
日韓ともに言えることではありますが、政権が民意を恐れすぎて、何をするにしても建前や言い訳が必要になるとなれば、政治は進まないでしょう。メンツは大事ですが、それを気にしすぎる対応は、今後も課題は解決するどころか拡大する可能性があります。
この問題の根幹はそこではないでしょうか…
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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