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2019年11月27日(水)

No.1782

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
先日接待の話を書いたばかりではありますが、こんなニュースが飛び込んできました。
”「贈答と接待原則禁止」関電が年内に規定 受領問題受け”(朝日)
関電の受領問題、皆さんも記憶にありますか?
役員、幹部20名がすでに故人の福井県長浜町の元助役から受け取った金品の合計額はなんと、
3億円を超えています。
なかには1億円を超える金品を受け取っていた役員が2名、
4000万円を超える金品を受け取っていた役員が1名、
100万円を超える金品を受け取っていた役員が9名、
10万円〜85万円までの金品を受け取っていた役員が7名。
10万円以下の金品を受け取っていた役員が1名。
県職員にもこの問題は及んでいます、
退職者を含む県職員109名が金品を受け取っていたようで、
餞別やお祝いとして受領していたようですが、
10万円が5名。
5万円が10名。
それ以下が94名。
菓子折の下に商品券が入っていたようなケースもあったようで、”いつの時代だ”と思うようなやり取りですよね、
高浜原発の建設誘致や、工事発注に関わるもののようですが、これらのものはほとんど、接待とか、贈答品のレベルを超えています。
私の頃も、昇進のお祝いなどでの贈答品は当たり前のようにありました。
皆さんの会社でも、胡蝶蘭などが贈られてくることがあるかと思います。
胡蝶蘭も、2,3万円から5万円ぐらいはしますね。
ワイシャツの仕立券なんかもありました、大体2,3万円くらいでしょうか。
食事の接待やゴルフの接待が、4人でおおよそ10〜20万円くらい。
そう考えると、民間での相場は、一人当たり2〜3万円という感じでしょうか。
どちらにしても関電の役員に対する接待、贈答は行き過ぎであるのは間違いありませんね。
それだけのことを受けていたということは感覚が麻痺していたのか、何かしら便宜を図る方向に動かないと考える方が無理があります。
接待だけでなく、何事も行き過ぎは悪になる可能性をはらんでいます。
コンプライアンス遵守が叫ばれる中、会費制であっても仕事上で関係している企業担当者同士での飲食も禁止されている企業も多くありますよね。
このような話を聞くと、学校や家庭でのインターネット接続のことを思い出します。
子供たちがネット詐欺や、教育上よくないページにアクセスしないようにフィルタリングをする文化があります。
では、大人になった子供たち、ネットカフェや、フィルタリングされていない環境でそのようなページにアクセスしたらどうなるでしょう。
守られた環境では、社会通念上の常識や倫理観などは育ちにくくなります。
そのようなページは表示されなかったのですから無理もありません。
結果、守られていない環境で大きな被害にあってしまう事があるんです。
全てダメダメではなく、きちんと研修や教育を実施し、理解させることが必要ではないでしょうか。
皆さんはどう思いますか?
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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