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2019年12月04日(水)

No.1787

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝は ニュースから…
皆さんは、PISA型読解力というのを聞いたことがありますか?
3年おきにOECD加盟国で実施されている学習到達度調査のことなのですが、加盟国を中心とした各国の15歳に共通の試験を実施し、その学習到達度を測っています。
2000年の時点で、読解力の順位は8位でした。
その後、2003年14位、2006年15位、2009年8位、2012年には4位まで順位を上げたものの、2015年には8位と低下しています。
一方、数学的リテラシーは1位から2003年6位、2006年10位、2009年9位、2012年7位、2015年には5位と順位を上げています。
科学的リテラシーでは2位から2003年も2位、2006年6位、2009年5位、2012年には4位、2015年には2位を獲得しています。
PISA型読解力では簡単に言うと「多くのデータの中から情報を探し出し、取り出し、理解、評価したり、それを活用して論理的に説明したりすることのできる力」を評価しています。
この評価を上げるために、文部科学省は2005年にPISA型読解力を向上させるための施策を発表し、教育委員会と「5つの重点戦略」として取り組みを行っています。
その効果があったのか、206年から少しずつ順位は向上しています。
つまり特別施策なんですね。
で、2018年はどうだったでしょうか?
読解力は15位、数学的リテラシは6位、科学的リテラシは5位となっています。
”日本も15歳「読解力」15位に後退 デジタル活用で遅れ”(日経)
上位7カ国を見てみると…
読解力では、中国、シンガポール、マカオ、香港、エストニア、カナダ、フィンランド…
数学的応用力では、中国、シンガポール、マカオ、香港、台湾、日本、韓国…
科学的応用力では、中国、シンガポール、マカオ、エストニア、日本、フィンランド、韓国…
記事の中では、デジタル機器を授業で活用していないことが課題でIT機器を扱うスキルが影響しているような記載があり、それに対し文科省は、児童生徒1人あたり1台のパソコン配備を目指すとありますが、本当に小中学生は慣れていないのでしょうか?
今の小中学生は、当たり前のようにスマホを活用しています。
身近にデジタル機器は多くあるはずです。
単純に考える力が低下しているのではないでしょうか?
授業のあり方、日常生活のあり方…
例えば何でも解決策やアイデアをスマホで探したり、How To本などに頼らない時間を作ることも重要だと思いますよ。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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