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2019年12月06日(金)

No.1789

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝は ニュースから…
長引く超低金利にもかかわらず、新しい金融サービスや、銀行中抜きの電子マネーの普及、Fintechへの対応による設備投資の拡大…
銀行を取り巻く環境は、厳しさを増しています。
そんな環境の中、いよいよ日本の銀行も対策を打ち始めたようです。
「不稼働口座に手数料 三菱UFJ銀 来秋にも年1200円」(日経)
銀行口座維持手数料というのをご存知でしょうか?
欧米の金融機関では当たり前の制度なのですが、日本ではまだまだ普及していません。
例えば、以前のシティバンク銀行、今のSMBC信託銀行はシティバンクの頃から銀行口座維持手数料というものが存在していました。
私も口座を持っていますが、現在の口座維持手数料は月額2,000円です。
ただし、いろいろな免除条件があります。
例えば、
月間平均総取引残高が50万円以上とか、
ローン商品の借り入れがあることとか…
未利用口座に対する口座管理手数料に関しては、りそな銀行が2004年から手数料を徴収するようになっています。
一定期間経過後に預金者の登録住所に連絡しても一定期間口座が不稼働だった場合、年間1,320円の手数料をとっています。
これにも免除条件がありますが、早いタイミングで実施しているのは、経営の判断が明確ですね。
記事では、2020年10月から適用する予定のようですが、その背景には4,000万件にも及ぶ個人口座の中で、2年間深胴口座が800万件あるということですから驚きです。
20%が不稼働というのはすごい数字であると思います。
それらすべての口座に対して、所有者の個人情報を管理するなど、マネーロンダリング対策を実施しなければなりません。
また、それ以外にも紙の通帳に対する有料化も検討しているようです。
サービス=無料という時代はすでに過去のものです。
サービス=有料ですし、良いサービスを受けるには、それなりの費用もかかることも忘れてはならないと思います。
逆に、お金をもらうということは、それなりのサービスもすべきです。
反発はあっても、実施すべきことは毅然と実施すべきであると思います。
今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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