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2019年12月18日(水)

No.1797

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝は ニュースから…
進化の激しい、医療の分野。
国内でも海外でもヘルスケア分野では、再編が進んでいます。
国内の医療機器分野で衝撃的だったのが、2016年の東芝メディカルの売却でした。
世界的にも電磁医療機器の分野では国内シェアの高かった東芝メディカルが、親会社である東芝の経営危機の末にキャノンに売却されました。
東芝メディカルの売却に伴う入札には、国内外のヘルスケア企業、国内では、キャノン、富士フィルム、コニカミノルタ、ソニーなども参加しましたが、キャノンが落札し、2018年にキャノンメディカルシステムズとなっています。
当時は、日立製作所も入札に興味を持っているなどとの報道もありましたが…
「富士フィルム、日立の画像診断機器買収へ 1700億円」(日経)
ヘルスケア事業に注力すると聞いていた日立が、医療機器事業の中でも競争力のある画像診断機器を売却するという記事に驚きました。
キャノンは富士フィルムは、先般の東芝メディカルの買収に成功し、画像診断装置の世界では、世界4位のシェアを握りました。
一方、富士フィルムはキャノンにシェアを抜かれて5位のまま。
今回の買収でも5位は変わりませんが、キャノンとの差は一気に縮まり、1.1%になっています。
そもそも、富士フィルムはカメラのフィルム事業の縮小に伴い、ヘルスケアや画像診断のエリアに進出しました。
特にPACSと呼ばれる、医療画像管理システムの分野では世界シェア1位の17.5%を占めています。
富士フィルムは、ヘルスケア事業の規模拡大を積極的に推進しています。
また、キャノンも同様でしょう。
世界シェアでは、シーメンスや、GE、フィリップスなどが上位にいます。
まだまだ再編が進みそうですね。
これもまた目が離せません。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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