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2020年01月08日(水)

No.1807

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
アメリカとイランの関係が最悪の様相を呈してきました。
「トランプが52ヶ所攻撃するなら、イランは300ヶ所攻撃する」(NewsWeek)
1月4日に米軍がイランの英雄である革命防衛隊のスレイマニ司令官を無人攻撃機で殺害しました。
米国の言い分は、「戦争を止めるための行動」ということです。
スレイマニ司令官の役割は、イランだけではなく、イラク、シリア、レバノン、アフガニスタン、イエメンなどイラン国外での各地のシーア派の民兵組織に資金や武器、訓練を提供するという対外工作的な役割を担っていたようです。
また、最高指導者であるハメネイ師と直接連絡の取れる軍人ということで、側近中の側近とも目されていた人物のようです。
トランプ大統領は、スレイマニ司令官殺害の報復をイランが行うならば、イランの民間施設、文化施設、軍事関連施設の計52ヶ所を攻撃するとし、ハメネイ師の軍事顧問であるデフガン氏は米国が52ヶ所であれば、米国の軍事施設300カ所を攻撃するとしています。
少なくとも文化施設や宗教施設を攻撃するような軍事作戦は、ハーグ条約や、国連安保理の決議に違反しており、今回の攻撃も含め、違法行為であったのではないかという意見もあるようです。
どちらにしても、簡単には解決しないものであることは間違いありません。
すでに中東とアメリカの間でこじれにこじれているこの問題。
多くの国を巻き込むことにならないことを祈っていますが、そんな状況のなかで安倍政権は海上自衛隊の護衛艦を中等に派遣すると発表しています。
日本が、対立するアメリカとイランの仲介の役割に悪い影響を与えなければ良いのですが、報復を繰り返す終わりのない戦争に突入することだけは避けて欲しいものです。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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