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2020年01月30日(木)

No.1822

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
新型コロナウイルスによる肺炎が流行している武漢から、政府がチャーターした航空機で帰国しました。
その数206人です。
そのうち、検査を断って帰宅した人が2名。
検査を受けるまでもなく、救急搬送された人が5人(全員陰性だったとのことですが確定ではないとのことです)
検査を受けた199人のうち、7名が入院措置ということです。
しかも、検査を受けた192名全員がホテルでの宿泊隔離を希望したものの、部屋数が140室しかないとか…
武漢からの観光客を乗せた大阪発のツアーバス運転手、ガイドが発症したとのニュースもありました。
”新型肺炎、帰国者に思いやりを「特定の人避けるなど差別的行動は意味なし」”(毎日)
国内で感染、発症した患者が出たことで、国内ではニュースでもこの話題でもちきりです。
自分が同じ立場だったらどうするか…
言葉の通じない外国での大規模な感染症の発生です。
心細く、不安で、食事も底を突きそうで…なんて耐えられません。
チャーター機を手配し、日本に戻してくれた政府には感謝でしょうし、周りの人からの白い眼や、感染源にはなりたくない、差別的扱いをされたくないといった感情もよくわかります。
この状況で「帰国させるな」などの発言があるとすれば、それは人道的にどうかと思います。
今回の肺炎は、正体がわからないために不気味であるということが問題を大きくしていますが、厚生労働省のデータでは、毎年インフルエンザの流行で国内で1000万人以上の人が発症し、多いときでは1000人以上が死亡しています。
また、直接的、間接的にインフルエンザの流行による死者は日本では推計で年間1万人、世界では25万人〜50万人ともいわれているようです。
新型コロナウイルスによる肺炎の患者数は、昨日時点で6000名を超え、死亡者数は130人を超えたようですが、インフルエンザと比べると感染者数の規模は比較にはなりません。
水際での対策、私達の日々の対策が重要であるのは間違いありませんし、差別的な扱いをすることはナンセンスです。
ぜひとも冷静に、対応、対処、判断をすべきであると思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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