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2020年02月19日(水)

No.1835

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
「こういう統計のとり方もあるんですね」という話題です。
「キャッシュレス決済は62% 日本クレジットカード協会」(日経)
日本のキャッシュレス決済比率のデータを探してみました。
経産省等のページなどから探していくと、一般社団法人キャッシュレス推進協議会のページに、世界銀行などのデータからの推測値が出ていたのでそれを参考にします。
2016年のデータですが、
1位 韓国 96.4%
2位 イギリス 68.6%
3位 中国 65.8%
と来て、
10位日本19.9%
とありました。
それが、62%???
PayPayや楽天Pay、LinePayなどが普及したのか…
キャッシュレス5%還元が奏功したのか…
ということではまったくなく、どうも推計の仕方が異なるようです。
今回の日本クレジット協会の推計値は、独自の算出方法に基づくもののようです。
具体的には、キャッシュレスの定義を広義に捉えたようで、キャッシュを対面で使って決済すること以外をキャッシュレスとしたようです。
例えば、銀行振込での決済もキャッシュレスですし、口座振替もキャッシュレスです。
一般に言われているキャッシュレス決済は、クレジットカードや電子マネー、コード決済などを指していると思うのですが、ここではそうではありません。
30%がクレジットカード
21%が口座振替
5%が銀行振込
4%が電子マネー
1%がコード決済
ということのようです。
これまで推計されていた項目で計算すると、35%といったところでしょうか?
それ以外にも、異なる点がありますが、まずは割合を見ただけでもこれだけの差が出ています。
そう考えると、他の国はどのような計算になるのでしょうか?
何を求めるためにどこをゴールとするためにこの様なデータを出したのでしょうか?
いろいろ疑問は浮かびますが、銀行振込が根強く残っているんですね。
とはいえ、便利な狭義のキャッシュレス決済。
タクシーなどでの現金払いは一気に減りましたし、小銭を使うことも減ってきました。
皆さんはいかがですか?
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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