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2020年10月02日(金)

No.1979

おはようございます!
坂本です!
今朝は、ニュースから…
昨日の東京都の新型コロナ感染者数は、235人でした。
やはり新規感染者数は200名近辺に張り付いているようですね。
そろそろ、感染者数にも興味が無くなってきているようにも感じます。
最近、通勤電車の混雑も目立つようになってきましたし、繁華街の人出も戻ってきているようです。
家庭内、職場内の感染も増加しているようですから、今後の経過が気になるところです。
さて、今朝の話題です…
東証社長「市場運営者として責任痛感」終日売買停止(日経)
驚きました。
東証の「arrowhead」といえば、世界トップレベルの処理能力をもっている証券取引システムです。
高速性と高信頼性を両立したシステムで昨年それをバージョンアップ。利便性を高めたシステムとして新「arrowhead」が稼働開始しています。
そのシステムの中核である、「売買約定システム」には不具合はなかったようですが、株価などを配信する、「相場報道システム」に故障が発生し、バックアップへの切り替えも正常に行われなかったということです。
システムに障害はつきものです。
だから停止することが許されないシステムには、必ずバックアップシステムが設置されます。
また、災害等によるデータの損失や稼働停止を防ぐために、ディザスタサイトを離れた場所に構築しシステムの稼働継続ができるように設計するものです。
しかし、今回はバックアップシステムに切り替えができなかったということのようです。
記事を分析すると、おそらく同じ情報を書き込んでいるペアになっている共有ディスクの一方のキャッシュもしくはシリコンディスクが何らかの障害を起こした結果、もう片方の共有ディスクに切り替えようとしたものの、切り替えを管理するシステムの障害か、そもそも破壊されたデータがキャッシュに残っていて結果切り替えもできなかったというような障害である気がします。
電磁的に保存されているデータは、ウイルスやサイバー攻撃等でなくても、いろいろな外部からの影響で稀にその内容が壊れることがあります。
Data Corruptionという現象ですが、DataBaseの世界にいたときには、それを回避するための仕組みをデータベースベンダ、ストレージベンダ、サーバーベンダ、ミドルウエアベンダなどが共同して検討し、検証し、実装していました。
しかし、当時とは比較にならないぐらい時間当たりに処理しなければならないデータ量にかなり大きな差があります。
そう考えると、次々に解決しなければならない障害が襲ってくることでしょう。
完璧なシステムは存在しないものです。
ベンダ各社の飽くなき探究に期待しています。
東証の売買は1日止まりましたが、日本経済を回復軌道に乗せるために私たちができることは、コロナ感染拡大を防ぐ努力をすることに他なりません。
ソーシャルディスタンスを守ること、
3つの密の回避
うがい、手洗い、マスクの着用
コンタクトトレーシングアプリの利用
そして極力テレワーク。
まだまだ我慢の日々は続きます。
気を抜かずに徹底していきましょう!
今朝はここまで!
では、今日もお元気で!
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