2016年02月15日(月)
No.894
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、コンピュータ業界徒然…
最近、いろいろなお問い合わせをいただきます。
中でも増えてきているのは、提案型営業の育成についてです。
案件をいただく、お問い合わせをいただく、引合をいただく…
いただき型の営業は、もちろん重要です。
人間関係や、企業体企業の関係、何らかの宣伝、実績なしに引合をいただくことはありません。
そこには地道な営業活動が隠れているに違いありません。
では、なぜいま提案型の営業の育成について問合せをいただくのでしょうか?
いろいろ歴史を紐解いてみましょう。
コンピュータの世界に携わっていた中で、最もわかりやすいのが集中分散の歴史です。
私が営業として活動を始めた1980年代は、メインフレームと言われる大型コンピュータの全盛期でした。
当時のシステムは、大型コンピュータですべての処理を行い、入力装置(今でいうパソコン)は、ダム端(Dumb Terminal=愚かな端末)と呼ばれ、何の処理も行わず、ただ入力を行い、出力を表示するだけのものでした。
いわゆる集中処理です。
そのうち、複数のコンピューターをつなぎ、分散処理と呼ばれるモデルが構築されていきました。
大型汎用機とオフィスコンピューターを繋いでまえしょりを行ったり、まだまだ通信回線も高額で速度も遅かったので、分散して処理をすることで通信回線を流れるデータ量を調整する目的でもありました。
分散処理ですね。
当時の通信速度は、符号品目と音声品目があり、かなりの高速回線でも9600bpsでした。
今は、100Mbps以上になってきていますので、10000倍以上高速になっています。
通信の変化により、提案の仕方自体が変わっていきます。
顧客も知らなければならない範囲が広がってきますので、色々な提案をもらうことでシステム化をすすめることになっていきました。
そしてパソコンの出現とともに、処理の仕方が変わっていきます。
クライアント・サーバー型の処理モデルです。
管理は集中、処理は分散などと言われた時代です。
オープン型のアーキテクチャーが注目されることで、大幅なコストダウンにもなりました。
そのうち処理も集中したほうが効率がいいという事になり、
サーバーは再び大きな処理を担うことになってきました。
また集中処理です。
そして、これまでは意識しなくてよかった端末側の処理を考える必要が出てきました。
ネットワークの進化が加速してきました。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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