2016年02月23日(火)
No.900
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、キリ番 900回です!
つい先日888回でお騒がせしましたので、少々静かめに徒然を…
先日テレビを観ていたら、”さいとう・たかを”さんと浦沢直樹さんの対談をやっていました。
”さいとう・たかを”さんといえば、皆さんご存知!”ゴルゴ13”の作者ですね。
御歳79歳!
現役バリバリで描いていらっしゃいます。
興味深く番組を観ていて幾つもの感動がありました。
劇画というジャンルを漫画界にもたらしたこと、そのヒントになったのが、昔習っていた日本画であったということ、細部への徹底したこだわり、主人公はさいとうさん自らが今でも描いているということ、分業体制でプロダクションスタッフをリスペクトされていること、擬音へのこだわり、ふきだしの入れ方などなど…
”ゴルゴ13”は、連載開始が1968年11月だそうです。
すでに47年が経過し、いまだに連載されているというのがすごいですね。
単行本もほとんど読みました(笑)
時代背景や政治情勢に合わせて描かれているその内容にも引き込まれています。
浦沢直樹さんはご存知でしょうか?
作品名を聞けば、あっ!と思うはずです。
「YAWARA!」「MASTERキートン」「MONSTER」「PLUTO」
浦沢直樹さんの描く人物の表情にも引き込まれます。
特に「YAWARA!」は、女子柔道に大きな影響を与えましたよね!
そうです。
谷亮子さんのニックネームである「やわらちゃん」はこの漫画からとられたんです!
谷亮子さんといえば、オリンピックで2度の金、世界選手権で7度の金をとった方ですよね。
浦沢直樹さんの漫画の主人公は非常に表情が豊かであると記憶しています。
そういえば、デューク東郷(ゴルゴ13の主人公)は、ポーカーフェースです。
絵もそのように描かれていますが、何故か表情が豊かに感じます。
細部へのこだわりが読者の脳に直接訴えているんでしょうね。
番組の中で心に残ったコメントが有りました。
「漫画、劇、映画などは、先にお金をいただいて見せるものです。先払いということは、それだけ期待が大きいということで、その期待を裏切ってしまうと一気に顧客を失うんですね。見て触ってお金を払うものとはコンセプト自体が異なっているんです。」というようなことをおっしゃってました。
その場が良ければいいという風潮が蔓延している中で、とてもこころに刺さりました。
私も1000回に向けて気を抜かずに行きますので、購読よろしくお願いします。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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