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2016年03月03日(木)

No.907

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、徒然…

今日はひな祭りです。

灯りをつけましょ雪洞に…

春の訪れを待つこの季節、必ず思い出す詩があります。

伊藤整さんの詩で
「春を待つ」

ふんはりと
雪の積もった山かげから
冬空がきれいに晴れ渡っている

うっすら寒く
日が暖かい
日向ぼっこするまつ毛の先に
ぽつと春の日の夢が咲く

しみじみと
日の暖かさは身にしむけれど
ま白い雪の山越えて
春の来るのはまだ遠い

とても叙情的で、なんとも言えない情景が浮かんできます。

この詩に多田武彦さんが曲を付けて、男声合唱組曲「雪明りの路」として発表されているのですが、とても素敵な曲なんです!

この曲を含め、学生時代に男声合唱をやっていたことで、とても感性に刺激を受けたと思います。

日本の歌であれば、曲だけでなく、その詩をいまだに覚えています。

そこには、古き良き日本の田舎の情景や、その当時の時代背景、生きた人々の感情…
いろいろな情報が入ってきます。

そしてそれらの詩をじっくり読み込んで作られた曲が、情景に色を与えてくれ、温度感、空気感まで体感させてくれます。

日本っていいですよね!

今朝はここまで!
ではいってらっしゃい!


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