2016年03月15日(火)
No.915
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、NEWSから…
2015年の刑法犯が約110万件と、戦後最低になったようです。
ちなみに過去最高は2002年の285万件でそこから13年連続で減少しているようです。
半分以下ですよね!驚きです。
けど、なぜでしょう?
安全になった気がしませんが、この感覚は私だけでしょうか?
ちなみに、いろいろ調べてみました。
刑法犯となり得る可能性が高い年齢層の人口が減少しているのではないか?
確かに減ってましたが半分になることはないですから、実際に減っているのは間違いありません。
しかし、ここで気づいたことが有りました。
2002年当時の15歳から60歳男性の構成人口が7700万人だったのに対し、2015年の推定値では約6800万人と、約1000万人減っていることが解りました。
実はこっちの方にびっくりしてしまいました。
また、刑法犯の犯罪種別で見てみると最も減少したのが窃盗犯で、
237万件から80万件に約150万件減っています。
ということは、減少要因の殆どが窃盗犯ということです。
減少率で見ると、
殺人などの凶悪犯が約56%減少
暴行などの粗暴犯が約17%減少
空巣などの窃盗犯が約67%減少
詐欺などの知能犯が約31%減少
強制わいせつなど風俗犯が約10%減少
ということですので、かなり偏りが有ります。
また、摘発件数は前年比3.5%減、摘発人数は同4.7%減ということですので、犯罪自体の件数は減っているものの、巧妙化が進み摘発率が減少しているというのはこれまた大きな課題ですね。
減少している感じがしなかったのは、減少率の低い暴行、詐欺、強制わいせつなどの犯罪がクローズアップされているからなのかもしれませんし、殺人も凶悪化が進んでいるのかもしれません。
とにかく情報は多角度から見て認識しないと、見誤る可能性があることを再確認しました。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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