2016年03月16日(水)
No.916
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、徒然…
昨日、心理学者の多湖輝さんが6日に亡くなっていたとの報道がありました。
このコラムを読んでいただいている皆さんの中で、ご存じの方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
私の中では、頭の体操という本でお名前を知りました。
小学生の頃に、父が買ってきたこの本に夢中になり何度も読み返した覚えがあります。
そして、頭の体操2、頭の体操3といった具合に、父にねだり買ってきてもらった記憶があります。
内容は、いわゆるクイズ本です。
それも、発想を変えなければ解けないような内容であったと思います。
そして、千葉大という学校があって、そこで心理学を学ぶことが出来ると福岡の田舎もんの小学生が知ることになるきっかけでも有りました。
そんなことで心理学という学問に興味を持ち、その関係で次に知ったのが、池見酉次郎という方でした。
1999年に逝去されているのですが、池見酉次郎さんは、日本の心療内科の草分けで、まだ日本に心療内科という言葉がない時代に心身医学会を設立し、初代理事長を務められていました。
そういえば、池見先生の本も穴があくほど読みまくりました。
「心療内科」、「続 心療内科」、「セルフコントロールの医学」…
その本から、自己催眠の方法やセルフコントロールの方法などを知ることになりましたし、心の病にはいろいろな種類があるんだということも学びました。
多湖輝さん、池見酉次郎さんなど、分野は異なっていても人の心に影響を及ぼす学問への興味は、この頃からあったのかもしれません。
そして、2006年に衝撃的な出会いがありました。
法人理事として参加させていただいていたC.I.E.C.という学会の会長を務められていた、佐伯 胖 東京大学名誉教授です。
そこで認知心理学というものを知りました。
先生が書かれた『「学び」の構造』、『「わかる」ということの意味 』『「学ぶ」ということの意味』という本も取り憑かれたように読みました。
営業というものを科学的に捉えようと思ったのも、これらの本や出会いの影響なのかもしれません。
改めて感謝するとともに、多湖輝さんのご冥福を祈ります。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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