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2016年04月04日(月)

No.928

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今日は、さくらです。

東京では桜が満開です。
どうも夜にはかなり冷えていることから、結構長持ちしている感じですよね。

ところで、なぜ日本人はこんなにもさくらが好きなんでしょう?

今から遡ること、1200年。
時の歌人 在原業平が読んだ歌が、古今和歌集におさめられています。

さくら花 ちりかひくもれ 老いらくの 来むといふなる 道まがふがに
「桜の花よ、散り乱れてすべてのものを隠しておくれ、老いというものが来る道がわからなくなるほどに」

世の中に たえてさくらのなかりせば 春の心は のどけからまし
「世の中にさくらがなければ、もっと心穏やかに春を過ごすことが出来たのに」
ということは、
「世の中にさくらがあるから、春をワクワクしながら過ごすことが出来る」
ということですね。

さて、この頃の“さくら”は、どんなさくらだったのでしょうか?

今咲いている“さくら”は、ほとんどがソメイヨシノですがこの品種は江戸末期から明治初期に品種改良で生まれたもののようですので、それではありません。

調べてみると、山桜のようですね。
山桜は、“さくら”の野生種の1つで、樹齢500年を越えるものもあるようです。

また、江戸彼岸というさくらは、樹齢2000年を越えるものもあるようですし、大島桜もまた樹齢800年を燃えるものもあるようです。

で、この江戸彼岸と大島桜からソメイヨシノが生まれたとのことです。

“さくら”をテーマにした歌も数多くありますよね。
散る姿が潔く美しいということで軍歌にも歌われた“さくら”。

これからGWにかけて、東北、北海道へと桜前線は北上します。

日本人は、本当に“さくら”が好きなんですね。

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!


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