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2016年07月21日(木)

No.999

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、コンサルの現場から…

皆さんの上司は「つかえます」か?
部下ではありませんよ。
”上司”です。

よく言われることばで、部下は上司の”コマ”という事があります。
“コマ=駒”
です。

これは、上司が将棋を指している棋士で、部下は盤上で動いている歩という意味でしょうか。

しかし、よく考えてください。

将棋の盤上には、歩もあれば、桂馬、香車、飛車、角行、銀、金、そして王将までいます。
それぞれ数は違えども、みんな駒なんですね。

もし部下を”コマ“だと思っている上司がいるとしたら大間違いです。

では上司と部下の関係はどうあるべきなのでしょうか?

私がよく話しているのは、上司は、部下のリソースである。
と話しています。

リソースである以上、「お呼びがかからない上司は必要ないと思われている」といことです。

お呼びがかからないということは部下が成長したか、自分が必要ないと思われているかのどちらかです。
ということは、そこにいる必要はないんですね。

現場に近いところにいる人間ほど重要です。

だからこそ、会社の組織=Structure上、顧客接点の多いレイヤーが上位に位置づけられなければなりません。

良く、名刺じゃんけんという言葉も使います。

これは、「部長が出ていくんだから相手にも部長を出してもらえ」とか
「会社の規模からいって、相手の部長にはこっちは課長でいいんじゃないか」
とか、肩書で勝った、負けたをしているような光景を指します。

こんなことをやっていては、何も進展がありません。

考え方を変えてみましょう。

上司は、部下よりも多くの経験をし、実績、成果を上げてきたからこそ、その地位にいるはずです。
であれば、部下からすれば、顧客を攻略する上で、使うためのツールであるべきなんですね。

つまり、上司は部下の“コマ“であるといってもおかしくありません。

もちろん、棋士である部下はなぜその”コマ”を今使うのか、役割を明確にする必要があります。
明確に出来なければ、将棋を指す資格もありません。
そして、そのオーダーに答えられない”コマ”であれば使えない”コマ“であり、負けてしまえば、棋士であるあなたの負けです、

意思と意図を持って勝負にあたることが必要なんです。
見方を変えてみませんか?

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!


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