2017年10月03日(火)
No,1277
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
皆さんお寿司は好きですか?
お寿司屋さんも以前の個人営業のお店が減少し、大手チェーンが店舗網を拡大してますよね。
特に回転寿司は、お寿司屋さんのハードルを一気に下げてくれました。
カウンター越しに注文し、値段は時価、符牒で会計、、、
懐に余裕がなければ、お寿司屋さんの暖簾をくぐるには勇気が必要でした。
それが回転寿司、100円寿司などが現れたことで、会計が透明になり、一気にハードルが下がったことで、店舗も増加、大手チェーンの台頭ということになったわけです。
で、今朝の話題。
「スシロー・元気寿司 統合へ シェア3割、海外展開加速」(日経)
スシローは回転寿司チェーン最大手、元気寿司は5位という企業同士の経営統合です。
この統合により、シェア30%の寿司チェーンが誕生します。
ただ規模を求めたわけではありません。
スシローは、480店舗の殆どが国内、元気寿司は全店舗の約半分の170店舗が海外に出店しているということです。
つまり、仕入れコストを下げることだけでなく、海外出店のノウハウを共有することができるんです。
それから、、、
実は最大手のスシローが仕掛けたのではなく、5位の元気寿司が仕掛けたというのも面白いですね。
今回の経営統合は、元気寿司の親会社である、コメ卸最大手の神明が、スシローの親会社の株を取得することになっています。
神明は売上高1800億円の企業です。
元気寿司は、350億円。
スシローは、1477億円ですから、グループ合わせての規模では神明+元気寿司のほうが若干大きな企業ではあります。
しかし、寿司事業でみるとスシローは圧倒的な規模でしたので、5位の企業が1位の企業と経営統合するという図式に興味を惹かれました。
回転寿司の世界もグローバル対応、規模の追求による生き残りが始まっているんですね。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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