2017年10月11日(水)
No,1282
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
「みちびき」本格運用へ GPS国際利用、中国と競争(日経)
私達の生活と、いまや密接に関係しているGPS。
スマホにも入っていますよね。
これのお陰で、待ち合わせのお店にも無事にたどり着ける様になりました。
もっと助かっているのは、車のナビゲーションシステム、カーナビです。
昔は、ゴルフ場に行くにも、前日の夜にルートを確認して、地図を助手席において、確認しながら運転をしていました。
それが今や、初めてのゴルフ場でも入力さえすればシステムが最適ルートを選択し。導いてくれます。
「みちびき」まさに名前のとおりですね。
GPSは、2018年から運用開始とのことですが、その精度が圧倒的に改善しています。
これまでの精度が数mの単位だったのが、数cmにまでなっています。約100倍ですね。
例えば、待ち合わせの場所が道路の向かい側だったりしたのが、正確になるという感じでしょうか?
導きは既に4号機となり、これで実用化へ一気に進みそうとのことです。
この「みちびき」の打ち上げ成功には、大きく2つの意味があります。
ひとつは、中国との利用売り込みの国際競争です。
既に中国は国と欧州を結ぶ海路と陸路の広域経済圏構想(一帯一路)の沿線各国をカバーしようとしているようです。
そしてもう一つは、HⅡAロケットで打ち上げられたものということです。
HⅡAロケットは、三菱重工とJAXAが共同開発したロケットで、いわゆる安価、安全、安心を目指して開発されています。
既に、35回中34回打ち上げ成功、HⅡBロケットと合わせると41回中40回の打ち上げに成功しています。打ち上げ成功率は97%を越える優秀なロケットです。
打ち上げ費用もHⅡロケットの半分の約100億円になったというのも大きな成果のようです。
まだまだ、続く宇宙開発競争。
平和利用されればいいのですが…
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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