2017年10月18日(水)
No,1287
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
最近、宿泊場所、車、服、自転車から文房具まで「共有」することが流行っています。
つまりシェアリングエコノミーという考え方ですね。
ニュースなどでも、民泊ということに対する規制の問題があったり、タクシーとライドシェアの区切りが曖昧だったりいろいろです。
もちろん、借りたもの、共有したものに対し破損したりトラブルがないようにいろいろな工夫がされていますが、シエアリングすることでこれまでの事業が厳しくなっている事業者も多くあります。
日本ではまだまだ普及するもでには至っていませんが、米国では大きな問題になりつつあるようです。
「窮地のイエローキャブ」(日経)
UBERなどのライドシェアに押されて、ニューヨークのタクシー業界が窮地に立たされているようです。
データでは、7月1ヶ月間の1日当たりの乗車回数が、タクシーが27万7000回に対し。UBERが28万5000回と逆転しています。
なんと半分以上がUBERに取られている状況です。
市場が広がったのではありません。
もともと車社会だった米国では、完全に食い合いの様相を呈しているようです。
ここまでくると悲惨な状況です。
市によって数が規制されているタクシーの数は1万3000台に対し、ライドシェアは6万台と4倍にもなっています。
業界もスマホ配車やライドシェアと車を共有するなどの生き残り策も模索しているようですが、収益が半分になれば、収入も厳しくなり、そのうち産業が廃れる結果になりかねません。
便利になるとともに信頼をなくしていきそうな状況ですが、これって思いっきり差別化戦略をとるしか生き残る術はないのかもしれません。
全ての業界に通じる課題です。
注視していきたいですね。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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