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2017年10月27日(金)

No,1293

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

驚きのニュースです。
企業にとっての稼ぎ頭であるサービスを無料化するという大きなチャレンジに出ました!
”米IBM、AI「ワトソン」無料に アマゾンに対抗”(日経)

7月〜9月期のワトソン関連の売上高は約5000億円で、全売上高の2割を占めているということです。
これを無料にするという勝負に出たわけですね。

「会話」「翻訳」「文章を基にした性格分析」「対話を通じた意思決定支援」「文章を基に感情や社交性を判断」という6つの機能を無料で提供するということです。

勿論、無料化することにより、IBMにとってのメリットも多くあります。
裾野が広がることで、多くの人がこの機能に触れることになります。

AIは、自己学習をするものですので、多くの人に触れることで、より精度が向上していくことでしょう。
そして、高度な機能である「音声の文章変換」「画像認識」などのようなものに関しては有料ということですので、そこに付加価値を与えることも出来ます。

つまり過去、OSの市場を押さえることで、圧倒的なシェアを獲得したマイクロソフトのように、AIワトソンをこれからの基盤という認識に立ったということですね。

なかなか日本企業では決断できない判断だと思います。
戦略のIBMの真骨頂でしょうか?

注目です。

今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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