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2017年12月14日(木)

No,1325

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

昨日はとてもおもしろいニュースが多かったですね。
いろんな業界でいろいろな動きがあり、来年や将来にむけて新たな戦略が稼働し始めている感じがしました。

その中から今朝は、この話題に…

「トヨタとパナソニック、EV電池で協業検討を発表」(日経)

この見出しがとても面白くて目を引きました。
皆さんも感じませんか?
「協業検討を発表」というところです。

「協業開始を発表」でもなく、「協業検討か?」「協業を検討」でもありません。

つまり、どこにもリークすること無く、一気に検討段階で記者会見を開いたというところに面白さを感じました。

パナソニックは車載用電池の最大手です。
電気自動車については、アメリカのテスラモーターに車載用電池を供給していることでも知られていますよね。
共同で、テスラ車向け電池工場である「ギガファクトリー」を運営しています。

またトヨタは、マツダ、デンソーとともにEV開発の新会社設立を発表しています。

つまりEVを取り巻く環境の中で、燃料である電池を押さえることが必至であり、その最大のサプライヤーであるパナソニックとの提携がトヨタにとってはどうしても欲しかったということでしょう。

トヨタのEVにかける不退転の決意を感じます。

これまでトヨタは、ハイブリット車を開発し、世界市場に供給してきました。
また、FCV(燃料電池車)を開発し、発電しながら走るという車も開発、販売しています。
しかし、世界の流れはトヨタ対抗とも取れるEVに向かっています。

トヨタの決が、協業検討の段階での記者発表という形に現れたのではないかと感じました。

矢継ぎ早にEVに関連する発表をするトヨタ。
圧倒的な規模をもつ優良企業であるからこそ、舵取りの難しさを感じました。

注目です。

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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